仕事のきつさ経験して分かった6つのつらさ期間工7社経験
期間工は本当にきついのか、経験して分かった6つのつらさを表したイラスト
期間工はきつい。でも、きつさは一つではない。
結論から

自分の場合、作業には約4週間で慣れました。ただし、夜勤の生活だけは最後まで慣れませんでした。

  • 肉体的なきつさは同じ動きを何百回、何千回繰り返すこと
  • 夜勤のつらさは生活の時間が世間と反対になること
  • 精神的なきつさは終わりの見えない反復と、人が突然いなくなること
  • きつさは配属工程でかなり変わる

「期間工って、やっぱりきついですか?」たまに聞かれます。そのたびに少し困る。きつい。でも、何がきついのかを一言で説明するのは難しいんです。

シンヤ

工場の仕事そのものが、人生で一番きつかったわけではありません。引っ越し屋や飲食店のほうが、体力的にはきついと感じたこともあった。それでも期間工には別のつらさがある。同じ動きを何度も繰り返すこと。昼と夜が入れ替わること。眠らなければいけない時間に眠れないこと。昨日まで一緒にいた同期が、突然いなくなること。

期間工のきつさの正体

期間工のきつさの正体、繰り返し、回数、昼夜、睡眠、同期の退職、配属の差
何がきついのかを一言で説明するのは難しい。

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肉体的にきついこと

工場に着いてカードを通し、ロッカーまで歩き、作業場までまた歩く。工場の敷地は広く、配属先によっては作業を始める前からかなり歩きます。朝礼とラジオ体操が終わってラインが動き始めると、部品を取る、工具を使う、確認する、次の製品が来る、また同じ作業をする。

最初の頃は、時計ばかり見ていました。8時12分。次に見たときは8時17分。5分しか経っていない。ラインは止まらず、部品は流れてくる。また来る。また来る。時間ではなく、回数で一日を感じる仕事でした。

期間工の肉体的なきつさは、一回の動作がものすごく重いことだけではなく、同じ姿勢と同じ動きを勤務時間中に何百回、何千回と繰り返すことにあります。手首、肩、腰、足など同じ場所へ負担が集中し、作業中は動けていても寮へ帰ってから痛みや重さを感じる日もある。ただ、肉体的なきつさはある程度までなら慣れます。無駄な力が抜け、工具の持ち方や立ち位置も分かってくる。楽な仕事になるわけではなく、同じ仕事を以前より少ない力でできるようになるだけでした。

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夜勤でつらかったこと

  • 16時
    夕方4時頃起きる

    友人や家族のメッセージは、どれも数時間前の話題。少しだけ孤独になる。

  • 出勤
    夕焼けの中工場へ向かう

    仕事を終えた人が家へ帰る時間に、自分は工場へ向かう。

  • 退勤
    朝工場の門を出る

    これから仕事へ向かう人たちとすれ違いながら、寮へ帰る。

  • 就寝
    昼ここからが本番

    外は明るい。ドアの音、掃除機、宅配便、子どもの声。眠れない。

夜勤のつらさは、眠い時間に働くことだけではありませんでした。生活の時間が、世間と反対になることでした。時計を見ると昼の12時。出勤は夕方5時。早く眠らないと、また夜勤が始まる。焦るほど、余計に眠れない。工場の作業は続けていればある程度慣れたけど、夜勤明けに昼間眠る生活だけは、最後まで簡単になりませんでした。

夜勤明けの話 夜勤で眠れない時の話

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精神的にきついこと

期間工の精神的なきつさは、仕事中に怒られることだけではなく、終わりの見えない反復と、人が突然いなくなることでした。最初の頃は、時計を見るたびに絶望した。この作業を、あと何時間続けるのか。そう考えるほど一日が長くなる。慣れてからは、時計をあまり見なくなりました。見てもラインの速さは変わらないと分かったからです。

もう一つ、地味にきつかったのが同期の退職でした。昨日まで隣のロッカーを使っていた人が、ある日いなくなる。理由は知らない。聞かない。聞けない。ただ、ロッカーから荷物だけが消えている。同じ時期に入社した人がいると最初は少し安心するけど、その人が先に辞めると、自分だけ取り残されたような感覚になる。次は自分かもしれない。

更新する人、正社員になる人、満了して出ていく人、途中で突然来なくなる人。みんな通過していく。だから、最初から深く関わろうとしない人もいました。ここは学校ではなく、工場でした。

同期が辞めた日の話 同期が辞めた朝

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慣れるまで何週間かかったか

期間工で作業には約4週間で慣れたが夜勤の生活には最後まで慣れなかった比較
作業へ慣れることと、期間工生活へ慣れることは違う。

最初の頃は、次はどの部品か、工具をどこへ当てるか、確認する場所はどこかを考えながら体を動かしていました。一つ考えている間にも次の製品が流れてきて、焦り、手順が遅れ、さらに焦る。最初の数週間は、寮へ帰って食事をするとほかに何もする気が起きない日もありました。

それが一か月ほど経つと、同じ場所に立ち、同じ工具を持っているのに、少し楽になっていた。体が作業を覚え始めたからです。何も考えなくても手が動き、次の部品を取るタイミングも、どこで力を抜けばいいのかも見えてくる。

期間工を始めて数日で「自分には無理だ」と思う人は多いと思います。自分も最初はそうでした。でも最初のつらさがそのままずっと続くとは限らない。一方で、夜勤の睡眠や生活リズムは作業とは別で、仕事に慣れても昼間に眠れないつらさは残りました。

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きつさが変わる配属工程

期間工のきつさが変わる配属工程の5つのタイプ
楽だった人と、二度とやりたくない人の差は配属工程も大きい。
工程負担が出やすいところ
重いものを繰り返し扱う一回なら持てる重さでも、何度も持ち上げると腕・肩・腰に蓄積する
中腰や上向きの姿勢が続く部品の重さより姿勢がきつい。時間が経つほど体へ効いてくる
ラインの速度が速い作業が難しくなくても余裕がない。少し遅れるだけで焦る
歩く距離が長い作業そのものより、一日の歩数で疲れることもある
細かい確認が必要体力的には軽くても集中力を使う。夜勤中の眠気で精神的な疲れが大きい

「期間工は楽だった」という人と「二度とやりたくない」という人がいるのは、体力や性格だけの違いではありません。同じメーカーへ入っても、全員が同じきつさを経験するわけではありませんでした。

一日の流れ 期間工の一日はどんな流れ?|起床から退勤、寮に戻るまで

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向いている人・やめたほうがいい人

期間工に向いている人

  • 同じ作業の繰り返しがそれほど苦にならない
  • 分からないことを素直に聞ける
  • 最初の数週間がきつくても、すぐ結論を出さない
  • 交替勤務に合わせて睡眠や食事を調整できる
  • 寮生活や集団生活にある程度対応できる
  • 何のために期間工へ行くのかを決めている

やめたほうがいい人

  • 夜勤や生活リズムの変化で体調を大きく崩しやすい
  • 腰、膝、肩などに強い不安がある
  • 同じ作業の繰り返しに強い苦痛を感じる
  • 共同生活や寮の環境に耐えられない
  • 「楽に高収入を得られる仕事」だと思っている

自分が続けられた理由も、結局はお金でした。寮がある、借金を返せる、貯金を作れる、生活を立て直せる。そこが明確だった。一方で、求人広告の給料には、夜勤、残業、反復作業、寮生活といった条件が含まれています。期間工を始めることより、続けるために体を壊すほうが怖いです。

向き不向き 期間工に向いている人、向いていない人|応募前に知っておきたい向き不向きの現実

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よくある質問

期間工は本当にきついですか?

きついです。ただし、きつさの正体は人によって違います。同じ動作の繰り返し、夜勤の生活、同期の退職、配属工程によって、つらいと感じるところが変わります。

作業に慣れるまでどれくらいかかりますか?

自分の場合は約4週間でした。体が作業を覚えると、同じ仕事を以前より少ない力でできるようになります。ただし夜勤明けの睡眠は、作業に慣れても別のつらさとして残りました。

きつさはメーカーで決まりますか?

会社名だけでは決まりません。重い物、姿勢、ライン速度、歩く距離、確認作業など、配属工程による差が大きいです。

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まとめ|期間工はきつい。でも、きつさは一つではない

自分の場合

  1. 肉体的な作業には約4週間で慣れた
  2. 精神的な反復にも少しずつ慣れた
  3. 夜勤の生活だけは最後まで慣れなかった
  4. それでも目的があったから続けた

もし今の生活に行き詰まっているなら、期間工は悪い選択ではないと思います。ただし、楽に稼げる仕事ではありません。何がきついのか、そのきつさを自分が受け入れられるのか。求人票の金額だけではなく、そこまで考えてから応募したほうがいいです。

朝6時、夜勤を終えて工場の門を出る。世間はこれから仕事へ向かい、自分は寮へ帰る。あの景色を何度も見ながら、この仕事を続けられるか考えていました。期間工に向いているかどうかは、給料だけでは決まらない。あの生活を続ける理由を、自分の中に持てるかどうかだと思います。