体験記得たものと失ったもの期間工7社経験
期間工になって失ったものを考える男性のイラスト
期間工はゴールじゃない。スタートだ。

期間工になって得たものは多い。貯金。仕事。生活。少しの自信。でも、失ったものもある。今日は、その話を書こうと思う。

得たもの

  • 貯金
  • 仕事
  • 生活
  • 少しの自信

失ったもの

  • 土日という感覚
  • 普通の時間
  • 体力
  • 人との距離
  • 将来を考える時間

土日という感覚

最初になくなったのは、曜日だった。夜勤、昼勤、休日出勤、残業。気づけば、今日は何曜日なのか分からなくなる。友達から「今度の土曜日どう?」と連絡が来る。シフト表を見ると、仕事だった。また断る。何度も断る。そのうち誘われなくなる。誰も悪くない。生活が違うだけだ。

普通の時間

朝起きて、夜寝る。その当たり前がなくなった。朝6時に工場を出ると、コンビニではスーツ姿の人たちがコーヒーを買っている。俺は今から寝る。同じ朝なのに、生きている時間が違う。最初は、その違和感が苦しかった。

体験記 夜勤で眠れない時の話

体力

若い頃は、一晩くらい寝なくても平気だった。今は違う。夜勤を終えて、配達を2時間。帰宅してシャワーを浴び、ベッドへ倒れ込む。休日でも疲れが抜けない日がある。体は正直だ。

人との距離

期間工は出会いが多い。でも別れも多い。昨日まで隣で働いていた人が、来週にはいない。仲良くなった頃には満了し、辞め、転職していく。そんなことを何度も見てきた。だから、どこかで線を引くようになった。深く関わりすぎない。それが悪いことだとは思わない。でも、少し寂しい。

体験記 同期が辞めた朝

将来を考えない時間

これが一番大きかった。仕事が終わる。寝る。起きる。仕事へ行く。毎日その繰り返しで、忙しいから考えなくなる。「このままでいいのか」。その問いを後回しにしてしまう。

気づけば一年。気づけば二年。時間だけが過ぎていく。

でも、得たものもある

失ったものを書いてきた。でも、期間工になって後悔しているわけじゃない。むしろ逆だ。借金があった。貯金もなかった。将来も見えなかった。そんな自分を立て直してくれたのも、期間工だった。だから、この働き方を否定する気はない。

ただ、一つだけ思う。期間工はゴールじゃない。スタートだ。貯金を作るため。借金を返すため。資格を取るため。転職するため。ブログを始めるため。何か次へ進むための、助走にする働き方なんだと思う。

失ったものより、取り戻したもの

期間工になって、失ったものは確かにある。でも、それ以上に取り戻したものもある。生活。自信。「やり直せるかもしれない」という感覚。

もし今、期間工になるか迷っているなら、「何を得られるか」だけじゃなく、「何のために働くのか」も一緒に考えてみてほしい。それが決まっている人ほど、この仕事は長く続けられると思う。

体験記 給料日前夜 取り戻したもの 残高が100万円を超えた日|期間工で貯金100万円まで8か月かかった 寮での生活 期間工の寮生活は地獄?実際に困ったことと入寮前の確認事項


期間工ランキング