
期間工になって得たものは多い。貯金。仕事。生活。少しの自信。でも、失ったものもある。今日は、その話を書こうと思う。
得たもの
- 貯金
- 仕事
- 生活
- 少しの自信
失ったもの
- 土日という感覚
- 普通の時間
- 体力
- 人との距離
- 将来を考える時間
土日という感覚
最初になくなったのは、曜日だった。夜勤、昼勤、休日出勤、残業。気づけば、今日は何曜日なのか分からなくなる。友達から「今度の土曜日どう?」と連絡が来る。シフト表を見ると、仕事だった。また断る。何度も断る。そのうち誘われなくなる。誰も悪くない。生活が違うだけだ。
普通の時間
朝起きて、夜寝る。その当たり前がなくなった。朝6時に工場を出ると、コンビニではスーツ姿の人たちがコーヒーを買っている。俺は今から寝る。同じ朝なのに、生きている時間が違う。最初は、その違和感が苦しかった。
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若い頃は、一晩くらい寝なくても平気だった。今は違う。夜勤を終えて、配達を2時間。帰宅してシャワーを浴び、ベッドへ倒れ込む。休日でも疲れが抜けない日がある。体は正直だ。
人との距離
期間工は出会いが多い。でも別れも多い。昨日まで隣で働いていた人が、来週にはいない。仲良くなった頃には満了し、辞め、転職していく。そんなことを何度も見てきた。だから、どこかで線を引くようになった。深く関わりすぎない。それが悪いことだとは思わない。でも、少し寂しい。
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これが一番大きかった。仕事が終わる。寝る。起きる。仕事へ行く。毎日その繰り返しで、忙しいから考えなくなる。「このままでいいのか」。その問いを後回しにしてしまう。
気づけば一年。気づけば二年。時間だけが過ぎていく。
でも、得たものもある
失ったものを書いてきた。でも、期間工になって後悔しているわけじゃない。むしろ逆だ。借金があった。貯金もなかった。将来も見えなかった。そんな自分を立て直してくれたのも、期間工だった。だから、この働き方を否定する気はない。
ただ、一つだけ思う。期間工はゴールじゃない。スタートだ。貯金を作るため。借金を返すため。資格を取るため。転職するため。ブログを始めるため。何か次へ進むための、助走にする働き方なんだと思う。
失ったものより、取り戻したもの
期間工になって、失ったものは確かにある。でも、それ以上に取り戻したものもある。生活。自信。「やり直せるかもしれない」という感覚。
もし今、期間工になるか迷っているなら、「何を得られるか」だけじゃなく、「何のために働くのか」も一緒に考えてみてほしい。それが決まっている人ほど、この仕事は長く続けられると思う。